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続:ワークショップ 「スイーツを美味しく写そう!」
そんなわけで先生にも撮っていただきました。

写真上は紅茶の缶を利用して上げ底している先生♪


それでは生徒Aとプロの作品を比べてみましょうか(笑)
(生徒Aは、いつの間にか女性ばかりのクラスに紛れ込んでちゃっかり参加していたジャムです)


まずは生徒Aの作品から見ていきましょう。


「ケーキはお好きに動かしてください」と言っておいたものの、
なにも動かさずに撮ったようです。
ホールとカット、両方ともに中途半端に切れていて、ピントはなんとなく
真ん中あたりに来ているのかな?
これではどちらが主役かわかりません。
「飴細工がきれいだったので入れたかったけど、ケーキの断面も見せたかった」
・・・と生徒A。気持はわかります。


手前がけっこう空いている割には、背景のコーヒーカップがわずかばかり入っている。
これでは間違って余計なものが写ってしまったという感じですね。
手前のお菓子にピントがきていて後ろがボケているのは、使っているカメラが
私のコンパクト一眼(LUMIX GF1)だから。カメラのお陰です。でもあんまりおもしろく
ありませんね。
「このように整然と並んでいると、これ以上どうしてよいのかわからない。」
・・・と生徒A。


うん、これは美味しそうな色で撮れてますね。(・・・ってこれは私のカメラが賢いから!)
「とにかく、籠に4種類の焼き菓子が盛りつけられているのね、ふーん。」
という感じです。ある意味、生徒A(ジャム)の素直な性格がそのまんま出ているような。
「籠の取っ手が左右にきていて、お猿さんの耳みたい・・・」なんてことが
気になったのは私だけでしょうか?


それではプロの作品を見てみましょう。
先生はあえて生徒さん達と同じ条件で、コンデジ(RICOH CX3)を使って
撮影されております。


なお、今回は特別に許可を得て、お写真を掲載させていただいております。




カットしたケーキの下には紅茶の缶を置いて底上げ。ぐっと距離が縮まり
間延び感がなくなりました。カットしたケーキの断面がはっきりとわかり、
マカロンの足やフランボワーズのつぶつぶ、いちごの断面などが伝わってきて
「うーむ、食べたい!」という気分になりますね。




背景は明るいクロス、手前は色の濃いコーヒーがきてグッと引き締まりました。
俯瞰ではなく、腰を落とした姿勢で横から撮った方がこのお菓子のシルエットが
迫力ある感じで伝わってきますね。
「そうかーコーヒーを手前の方に置くなんて思いもよらなかった」と
感心している方も多かったようです。




左手前のフランボワーズにポイントがきてますね。そして、左上あたりの
空間を埋めるよう位置に籠の取っ手がきており、落ち着いて見えます。
こちらも生徒Aの写真と比べると、低い位置から寄って撮っているため、
お菓子の隙間からナプキンが見えたりせず、お菓子が密集している感じで
迫力があります。


いかがでしたか?比べてみるとその差は歴然としてますね!!


これからは、撮りたいものは何かということを意識して、
その魅力を最大限に引き出すことを考えて、
もっと大胆に、ぐっと寄って、撮れたらいいなー

・・・と私自身とても勉強になった一日でした



JUGEMテーマ:手作りお菓子
 
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