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まだ終わってなかった、フランス旅行記 Yann COUVREUR

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「えっ?!まだ続いていたの?」と驚かれてしまいそうですが。

 −「は、はい。実は肝心のお菓子屋さんのレポート終わってませんでした。」

 

「何で今頃? クリスマスケーキの新作も出さないで何やってるの?」

と突っ込みが入りそうですが。

 −「え、ええと。今回の新作はこちらのケーキにインスパイアされたものなので一応関連あるんです。」

 

といことで、お許しください。

 

 

あれは確か、半年前のことです・・・

 

 

下町のあるケーキ屋さん、

2016年にオープンしたそうですが、10区は観光客が立ち入らないエリア。

ご旅行する人に勧めにくいなああ・・・

と思っていたら、私がこの店に行った数日後になんとマレ地区に

2号店をオープンしたそうで。

 

とにかく、勢いに乗ってます、Yann COUVREUR(ヤン・クヴルー)

 

こちらは10区の方の写真。

IMG_3230.jpg

 

ウッディ―な外観は温かみがありつつ、洗練されております。

 

ケーキのショーケースも素晴らしいのですが、

サラダ系などのお惣菜を充実。

地元の人がランチをしに来ておりました。

0707Yann05.jpg

 

 

ボリュームたっぷり ミントとシェーブル、野菜がゴロゴロ入ったキッシュ。

IMG_3250.jpg

 

 

このようなトレーにケーキをのせてくれます。色使いがおしゃれです!

IMG_3253.jpg

 

 

レモンのタルト

0709Yann07.jpg

窓際のスツールに座ってイートインできます!

 

 

ミントといちごのサントノーレ

0708Yann06.jpg

 

サクサクのパイ生地、さわやかなミントクリーム、申し分ありません!

そして、デザインもステキ。この形をアレンジして今年のクリスマスケーキ

考えましたよ!

 

 

本当は限定のミルフィーユを食べるはずだったのですが、

その日は無かった(泣き)

 

ま、マレにもできたことですし、次回は必ず!

 

 

 

ケーキもさることながら、ご旅行中の方だったら

マレ店で朝食やランチを調達して、ヴォージュ広場で

食べるのもいいでしょうね〜。

 

 

https://yanncouvreur.com/

 

10区にある1号店

137 avenue Parmentier, 75010 Paris

Metro Goncourt

 

マレの2号店

23 bis rue des Rosiers, 75004 Paris

Metro Saint-Paul

 

 

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| 外国のお菓子屋さん | 20:17 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ピエール・エルメのフルコース

今年6月にピエール・エルメ氏が世界のベストレストラン50アカデミーより

「世界最優秀パティシエ賞」を受賞したことを記念した企画が

ホテル・ニューオータニで開催されました。

ありがたいことに、友人が私の分もお席を予約しておいてくれたので、

行ってまいりました。

 

 

テーマは「シュクレ・サレ」sucré salé

 

 

前菜からデザートまで、すべてピエール・エルメ氏のレシピによるフルコース

をいただけるという、夢のような企画。

甘いもの(シュクレ)はもちろんのこと、エルメ氏の感性で作るお料理(サレ)

とはいったいどのようなものか興味津々でした。

 

 

コースに合わせた飲み物のコースが2種類ございまして、

かたやエルメ氏によるノンアルコールドリンク3種、

かたやシェフソムリエによるワイン3種。

 

本来の私なら、迷わずアルコールなのですが・・・

折角ですから、この企画でしか味わえないものをと、

苦渋の選択でしたがノンアルコールの方を。

 

 

お馴染み「イスパファン」のカクテルはフランボワーズ・バラ・ライチの

美しい深紅のカクテル・・・

が、しかし、甘〜い(当たり前です。わかっていたはずです。)

 

 

アミューズとともにいただきます。

手前から

・白ごまのサブレ、フランボワーズ、パプリカのコンポート、パルミジャーノのムース

・白トリフの香りがするヘーゼルナッ入りのマカロン

・黒オリーブ入りのマスカルポーネのクリーム、トマトのパイ生地

 

甘さとしょっぱさが微妙に入り混じる、不思議なおいしさ。

あー、これは是非ともシャンパーニュとにいただきたかった・・・

 

カクテル・イスパファン、これもおいしいですよ(もちろん)。

でも、はす向かいに座っていらっしゃるご婦人が飲んでいらっしゃる

ヴーヴ・クリコのロゼがやたらとちらつきます。

「あー、このカクテル、ちょっとその泡で割ってくれないかしら・・・」

そしたら、もっとおいしくなるのに。

 

 

さて、次はスープ

レモンのスープです。底にはレモンの皮のコンフィが入っております。

お味は塩味。レモンのさわやかさだけではない、コクがありました。

これがとてもおいしかった!!

あとでシェフに伺うとクリーム、レモンジュース、バター、塩・胡椒で

作っているとか。コクがあったから卵黄が入っているのだと思ったら違いました。

 

 

3種のシュー

エルメ氏お馴染みの3つのフレーバーで

プレジール・シュクレ(チョコレート・ヘーゼルナッツ)

アンヴィ(カシス・スミレ・ヴァニラ)

アンフィニマン・シトロン(レモン)

 

ちなみに、シューの後ろに写っているのは2杯目のカクテル。

コリアンダーやミントなど、緑のハーブ類と炭酸のさわやかなものです。

でも、はす向かいのご婦人の飲んでいらっしゃるあの白ワインで

割ったらメインのサーモンにももっと合うのではないかしら?!

 

 

メインの料理

ディルでマリネしたというスモークサーモンとスモークサーモンの

アイスクリーム。アイスクリームは甘くなく、サーモンの生臭さもなく

でも、サーモンのお味がちゃんと付いているというもの。

グレープフルーツのコンフィがよいアクセントになっております。

 

 

デザート その1

手前からマンジャリ ミルクチョコレートのソルベ、

チョコレート&フランボワーズのムース、

フランボワーズのソルベ。

周りはシフォンケーキやチョコレートのソース、

フランボワーズのフレッシュのものとドライのカリカリ状のものなど。

 

背後に見えるのは3杯目のカクテル。

「カワイイ」という名が付いておりましたが、この頃になると

もはや、自分がなにを飲んでいるのか分からず、

ただただ、はす向かいのご婦人が飲んでいらっしゃるワインしか

目に入らないという状況に。

お願いです、私にもお酒を・・・

 

 

しかし、いくらおいしいとはいえ、3杯立て続けに甘い飲み物を

飲むのがいかに苦しいことか、よーくわかりました。

甘いということだけではなく、もう水分でお腹が膨れてしまい、

パンパンなのです。

お酒だと何杯飲んでもきつくならないというのに、どういうことでしょう。

 

 

 

まあ、そんなことはさておき。

 

おそらく主役はこちらでしょう。デザート その2

イスパファ〜ンのグラスデザート

 

あ、正面からだと、どう見てもピースサインにしか見えませんね。

 

 

ちょっと横からの角度ですと・・・

 

このほうが良くわかりますね。

フランボワーズのソルベ、

ローズ風味、ライチのソルベ、

ライチとフランボワーズ

シャンティー、

マカロン

 

 

 

そして、最後はお茶とともに小菓子

サブレ、ボンボンショコラ、ピスタチオのマカロン

 

 

 

エルメ様、堪能いたしました。

 

 

でも、これを読んで私がアル中だと思われやしないか

少々不安です。

 


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| 外国のお菓子屋さん | 00:17 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
連日チョコレート2016 その2
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昨日に引き続き、連日チョコレートです。


【ショコラティエール対決】


アリーヌ・ジェアン ”ガナッシュ・ド・ハーブ”
IMG_9991.JPG
ビター系ガナッシュ入りボンボン2種類。
プロバンス産のラベンダーのガナッシュ、そしてプロバンス産、タイムのガナッシュ。
どちらも、それなりにクセがあるからお子様はダメかも・・・私は好きです。
しっかりとラベンダー、タイムが効いているけど、品がよい。
鼻に香りが抜けて行く余韻がたまらん!!
フランス菓子通におすすめしたい感じです。


スクレドゥカカオ ”ショコラ・アソート"
IMG_9969.JPG
フランボワーズ、ブルーベリー、ヴェルヴェーヌ、レモン、ミエル
それぞれのガナッシュが際立っていて美味!!ヴェルヴェーヌのさわやかさと
ベリー系では珍しいブルーベル―がお気に入り!


クリスティーヌ・フェルベール ”ショコラ・アソート・クラシック”
IMG_9970ver.jpg
バニラ、シナモン、胡椒などのスパイス、
モミの木のハチミツ、グランマリエ風味のオレンジコンフィ入り、
パッション、ジンジャー、ライムののガナッシュなど
バラエティー豊かで、絶妙な素材の組み合わせ。
まるでフェルベールさんのコンフィチュールみたいです。


対決なんて書いてしまいましたが、甲乙つけがたい!!
タイム・ラベンダーが潔い感じで印象に残りましたがー。
あーでも、ブルーベリーもオレンジコンフィも
おいしかったし、どれか一つ選ぶのはムリというもの・・・


しつこくつづきます・・・




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| 外国のお菓子屋さん | 16:28 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
連日チョコレート2016 その1
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サロン・デュ・ショコラで入手したチョコレートをせっせと食べる日々です。

実際にサロンで買ったものもあるし、事前にネットで注文してたものも
今週になって続々と届くので、幸せな毎日です♬

ネット販売では数分で売り切れ、サロン初日の時点でもすでに品薄のものもあり、
今からご紹介したところで手に入らないものがほとんどかもしれないのですが・・・
来年の参考までに?!

まずは

【フルーツ対決】

オリビエ・ヴィダル ”アソート フリュイルージュ ドウ ブルゴーニュ”
IMG_9985.JPG
今回一番並んで手に入れるのに苦労したのはこれだった!
薄いチョコレートコーティングの中身は4種のベリーのピュレ
(フランボワーズ・カシス・スリーズ・ミュロワーズ)
カリッ、トロッ、ジワッと口の中にフレッシュな酸味が広がりました。
ピュレ入りはいろいろあるけど、ここまでフルーツがそのまま
生きている感じはめずらしいのでは。


ダヴィッド・カピイ ”ショコラ・アソート タルト”
IMG_9908.JPG
こちらもフルーツのガナッシュ(と書いてあったがピュレに近い)が
流れ出てきます。
(フランボワーズ・ローズ、グリオット、フレーズ・コクリコ、シトロン・ベルガモット)
そのガナッシュの下にはプラリネの層があって、そして全体がデュルセイでコーティング。
デュルセイはカピィ氏がヴァローナ社で開発したクーベルチュールで、
キャラメルの香りがするホワイトチョコレートです。
こちらのフルーツの方が酸味はやわらか、ミルキーなチョコレートと
口の中で溶け合います。

うーむ、どちらもおいしいのですが・・・
印象が鮮烈だったのはヴィダルさんかな。
 


【ギモ―ヴ対決】

ファブリス・ジロット ”イレジスティブル”
IMG_1428.jpg
最初に薄いチョコレートコーティングのカリッ、そして
上のヘーゼルナッツのザクザク、中の塩バターキャラメルのトロリ、
その下のギモーヴ(マシュマロ)のふわふわ、味もさることながら
触感が楽しい、そして、たまらないほど美味、まさにイレジスティブル!


フランク・ケストナー ”カヌレショコラ”
IMG_9901.JPG
カヌレの形をしたチョコレートコンティングの中は
ギモーヴショコラと4種類のパートドフリュイ。
フランボワーズ、マンゴー&パッション、洋梨、カカオ。
ミニカヌレの形が愛らしいです。


こちらは圧倒的にジロットさんのが好み!

まだまだつづきます・・・




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| 外国のお菓子屋さん | 00:27 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
アマルフィー海岸 − ミノーリ (パスティッチェリア サル・デ・リーゾ)
今回の旅行、最大の目玉はアマルフィー海岸でした。

ソレントからサレルノまでの約40km、ティレニア海を望む入り組んだ海岸線は
世界遺産にもなっているそうです。
海岸線の狭い道路は海側が断崖絶壁、陸側は崖に張り付くように建てられた
家やホテルなど。紺碧の海、白やパステルの建物、山の緑と、それはそれは
美しい場所でした。

私達は、海岸沿いの町の中でも、とても小さい「ミノーリ」という町に泊まりました。
(地球の歩き方にも載っていない!!)

他のリゾートに比べると比較的質素なミノーリの海岸
 IMG_0511.jpg

アマルフィー海岸の中心、アマルフィーや、高級リゾートのポジターノと違って、
これといって見どころはありません。

小さい町の中心 サンタ・トロフィメナ教会 St. Trofimena
IMG_0502.jpg

私達はこの教会の向かって左側に泊まりました。


そして、右側には・・・
私が注目していたお菓子屋さんがあるのです!!


サル・デ・リーゾ
DSCF4716.jpg

IMG_2628.jpg

オーナー、リーゾ氏はイタリア菓子業界の重鎮で、
彼のお菓子はローマ法王に献上されたこともあるそうです。

ここはレモンの産地。
もちろん、レモンのお菓子がおすすめです。


まずは絶対食べなくてはならないのが看板メニュー
「デリッツィア・アル・リモーネ」
IMG_0664.jpg



レモンクリームでコーティングされているドーム型のスポンジ。
その中にはレモンカスタードが入っております。
シンプルな作りなのですが、レモンの風味クリームとふんわり、しっとりした
スポンジが口の中で溶けてなくなります。これは、か・な・り、おいしい。
正直、今までイタリアで食べたお菓子の中では断トツだと思います。

ちなみに、デリッツィア・アル・リモーネ(レモンが与えるよろこび)は、
このお店のオリジナルというわけではなく、地元の銘菓なので、他のカフェ、
お菓子屋さんなどでもいただけますが、お時間があれば、是非ここまで足を
のばすべきでしょうね。

これほど鮮烈に美味しいのは地元のレモンのおかげではないでしょうか。
地元のレモンはとーっても大きくてジューシー、甘味があります。
IMG_0548.jpg
これはジューススタンドのもの。レモンがオレンジより大きいのです。

お菓子もいいですが、絶対にフレッシュレモンジュースは飲むべき。
今まで飲んでいたレモンジュースは何だったの?というぐらい美味。


その他のレモン系が気になります。
レモンを使ったティラミス
IMG_0670.jpg
こちらもおいしい!マスカルポーネとレモンの組み合わせ。
適度にコクがあるけど、さわやかです。


その他、
ババ
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シナモンが効いてます。生地がしっかりしてて好み♪


スフォリアテッレ
IMG_0666.jpg
有名なナポリの伝統菓子ですね。
これ、パイ生地のようでありながら、食感が結構違います。
パイは「パリパリ」だとすると、スフォリアテッレは「バリバリ」
といった感じでしょうか。
生地を薄くのばして、ラードをたっぷり塗って、くるくる巻いて重ねてたもの。
フランス菓子をやっているものとしては、焼き菓子なのに、バターの香りが
しないのが、かえって新鮮に思えたりします。さすがこちらのは生地の状態が良い!



レモンシリーズの二つはいずれ私なりにアレンジして、教室でやりたいなと思いましたっ!!
この時買ったリモンチェロ(レモンのリキュール)が届いたら、作ってみなくては!!



つづく



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| 外国のお菓子屋さん | 16:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ウィーン:デメル
ウィーンに行ったら、当然、行かねばならないお店。
もう一つのザッハーを食べに、DEMELにも参りました!

ウィンドーのディスプレイが素敵!
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ウィンドーのアップ
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店内は歴史を感じさせる重厚な雰囲気
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工房はガラス張りで中がよく見えます(フラッシュを焚かなければ撮影もOK)
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なにやら資料のコピーを見ながら、お菓子のオブジェを作成中
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クリスマス前ということもあり、ツリーのデコレーションクッキー
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こちらもツリーのデコレーション
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そして。

食べたケーキ。まずはザッハートルテ。
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こちらはホテルザッハーの2段と違って1段で周りのみに杏子ジャム。
(参考:ホテル・ザッハーはこちら
その分、アプリコットの酸味は効いているかなあ?
うーむ、どちらが好みかっていうと難しいです。
ウィーン在住の親戚は断然デメルというのですが、私はザッハーかなあ。
間にもアプリコットがある方が飽きないといいますか・・・

もう一つのスペシャリテ、3代目女主人のアンナの名前を残したアンナ・トルテ
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チョコレートの生地とヘーゼルナッツ入りのチョコレートクリーム。
オレンジリキュールやピールが味のアクセントになっております。

キャロットケーキ
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アメリカンなカジュアルなものとは一味違ったキャロットケーキ。
マジパンの人参がかわいい!


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洋酒がたっぷりとしみ込んでいるスポンジとカスタードの組み合わせ。
周りにはメレンゲとエリザベートが愛した「スミレの砂糖漬け」

モーンクーヘン
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ケシの実がぎっしり入った焼き菓子。上は薄くスライスしたリンゴ。
ケシが相当強く感じられます。個人的にはホテルザッハーの方が好み♪

ケーキのお供は「アインシュペナー」
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コーヒーにクリームを乗せたもの。日本でいうところのウィンナーコーヒー
というやつですね。
※ウィーンではウィンナーコーヒーなるものはございません!!


そして、もういい加減おなか一杯でしょう!
と思ったもののど、ダメ押しでショーケースを見にいったら
一口サイズのケーキが!!このサイズなら食べれる?!
(ちなみに、ここまで2名でシェアして食べております・・・念のため!)
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さらに2品の追加。アップルとチーズ入りのシュトゥルーデル。
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チーズの方はほとんど甘みが感じられません。
(というより、舌がマヒしているのか)
アップルの方は、そうですね、やはり、大きい方がおいしかったのでは
と後悔。サイズが違うだけでバランスって変わってきますものね!



ショップはクリスマス商品がそろっており、
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どれもかわいらしい!!

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ラッピングが素敵です。エリザベートの好きだった紫が多いのでしょうか?
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まだまだ試してみたいものはありますが、さすがに一日では無理です・・・


そして3日後・・・

帰国前のあわただしい中、空港内にあるDEMELで今度こそ本当のダメ押し!!

白ワインとエステルハーズィ・トルテ
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ヘーゼルナッツたっぷりの生地の間はシンプルなバタークリーム。
上は矢羽根模様のフォンダン!

あらっ? これが一番おいしいじゃないの!!
あるいは、8個もオーダーして食傷気味になっていた先日とは
違って、じっくり味わうことができたからそう感じるのかしら??

つづく


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| 外国のお菓子屋さん | 14:53 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
レクレール・ドゥ・ジェニー@日本橋高島屋
「えっ?あのパリのエクレア専門店が日本橋に?」
と驚いた方も多いのではないでしょうか?

案外話題になってなってない気がするのです。

私も、つい先日お仕事をさせていただいている企業の方から
教えてもらって、知ったばかりなものですから・・・

とにかく、あの、「レクレール・ドゥ・ジェニー」が東京に
やってきたのです。10月8日にオープンしていたそうです!!

ご存じの無い方のために・・・
「レクレール・ドゥ・ジェニー」は、2012年12月、パリにオープンした
エクレア専門店でフォションでシェフ・パティシエを務めていた
クリストフ・アダム氏のお店です。

聞いた直後、すぐに行ってみたのですが、地下鉄から入ったところの
割とこじんまりとした売り場です。しかも、大した行列にはなっておりませんでした。

そんなもんでしょうか・・・

今回購入したのはこの5種類。
IMG_7546.jpg

上から
キャラメル ブール サレ 432円
 塩バターキャラメルのクリームは甘さと同じぐらいに塩味もしっかり効いていて私好み。
パッション フランボワーズ 519円
 パッションフルーツの酸味が効いたクリーム
タタン 540円
 日本限定発売。私はあまのじゃくなので、限定という言葉に釣られないほう
 なのですが、これがいったいどのような構造になっているのかが気になり
 ついつい買ってしまいました。
 中身はホワイトチョコレートとバニラのクリーム。上にタルトタタン風の
 キャラメリゼしたりんごが乗っかっております。
 シュー生地の上半分は切り落とされておりましたので単なる器になっていました。
 
もはや、エクレアではありませんね(笑)
ピスターシュ オランジュ 465円
 ピスタチオクリームにオレンジがほんのり香ります。
 ピスタチオペーストの香料が苦手な方には向かないかも。
バニーユ ペカン 465円
 バニラがたっぷり入ったクリームとピーカンナッツの香ばしさがおいしい。

そういえば、パリ本店のものはフォンダンが今流行りのメタリック粉が
入っていて、食べ物とは思えないようなまばゆい輝きを放っているのですが、
こちらのものはそれがありませんでした。
日本では、ドギツイ色は敬遠されるというアドバイスでもあったのでしょうかね?

食べた感想はどれもクリームはしっかりとそれぞれの個性があり、美味しいと思いました。
ただ、エクレアの場合、私にとっては生地も同じぐらい大事だと考えてまして・・・
バリっとしっかり焼いてある香ばしさが残っていてほしいのですが、
かなりふにゃふにゃになってました。

まあ、デパ地下出店だから仕方がないのでしょうかねえ?
どこで作っているのだろう?
後フォンダンが砂糖だけではない(マジパン入りかなあ?)ちょっと水分が多い。
その結果、甘さは控えられるのですが、その湿気で生地が柔らかい気もします。
「タタン」に至っては上半分切られたシュー生地にりんごが乗っかっているわけ
ですから、湿気ない方が不思議ですよね!
その点が残念。出来立てを食べれたら印象がもっとよかったかも知れません。

買ったらすぐに食べるべしです!

それにしても鮮やか
俯瞰でもう一回
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| 外国のお菓子屋さん | 16:46 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
パリのお菓子屋さん4
もうひとつご紹介するイートインできるお店は、もはやお菓子屋さん
というカテゴリーにはとどまらず、ショコラをテーマとしたコンセプト・ストア
ということらしいです。レストラン、サロン・ド・テ、パティスリー、ショコラティエ、
さらに料理とお菓子教室、ラウンジまであります!!

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この日もまたお腹をすかせた状態で突入してしまったため、お菓子の研究の
つもりが、レストランでコースの料理をオーダー。
やはり、ショコラが料理においてどのような形で取り入れられているのか、
どうしても食べてみたくなり・・・。


ショコラ入りのシャンパーニュ
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ショコラ入りといっても甘いわけではないのです。
キリリとした辛口の泡にふわっとカカオの香りがして絶品!
色も普通より濃い目。これはなんとなくですが、作り方がわかったような気がします。
家でシャンパーニュではなく、スパークリングで実験してみよう!

アラカルトのアントレから
私は、カカオ入りのフォアグラ、バニラ風味のマルメロのポシェ、
マダガスカル産のワイルド胡椒
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カカオは甘くない状態で、フォアグラによい香りと苦みを与えてます。
こちらがスペシャリテなのでお食事なさる方は外せないメニューです!


相方は、
アーティチョークのクリームスープ、フォアグラ、秋の野菜、
カカオニブ(カカオ豆を砕いたもの)とフルール・ド・セル(塩の花)入りの
ブリオッシュとともに(ブリオッシュは写ってません)
dimanche4.jpg
濃厚なスープが美味しかった!

メイン、私は
海老にカカオニブをまぶしたグリル、スパイスでコンフィされたパイン、
ココナッツミルクを使ったリゾット
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カカオニブの香りと、パイン、ココナッツが相まって、南国的な
テイストに仕上がってます。

相方は子牛のグリル、マダガスカル産ショコラのソース、ドライフルーツ&ナッツ、
センターは、かぼちゃと栗のグラタン、ごぼうのチップス
dimanche6.jpg
こちらは子牛肉なので見た目の印象よりさっぱり、ショコラのソースで
コクがでます。かぼちゃと栗はズシリと食べ応えアリ!
お、お腹がはちきれそう!!


ー  また、同じ失敗をしてしまいました
   ケーキを頂く前に正確な判断力を失うほど満腹です  −


だからといって、食べない訳ではありませんが

私の大好きなシュー生地のお菓子は・・・
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生地にはクッキー生地が乗せて焼いてあるのでカリカリの仕上げ。
シューの中にはフルーツのピュレが入っており、その上の
たっぷりある生クリームはベルヴェーヌの香りが利いていて甘さ控えめ、
上にはアプリコットのジュレは乗っかっております。


もうひとつは ル・トリアングル
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奥からサブレ、ピスタチオのジョコンド、フィユティーヌ、
ガナッシュ、ミルクチョコレートの薄い板。
この構成からわかるように、非常に濃厚です。
満腹ではない時に、コーヒーと改めていただきたいものです。ふ〜

他のケーキやチョコラも試してみたかったので、
お茶の時間に再訪してみたいです。
とはいえ、レストランとしても満足!


Un Dimanche à Paris アン・ディマンシュ・ア・パリ
http://www.un-dimanche-a-paris.com/
4-6-8, Cour du Commerce Saint André 75006 Paris
メトロ:Odeon

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| 外国のお菓子屋さん | 07:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
パリのお菓子屋さん3
お次はイートインできるお店、サンジェルマン・デ・プレからも近い、
コロロヴァです。ここは土日も営業しており、11時からブランチコースが
あるので食事を兼ねて行けます。


写真は取り損ねてしまいましたが、インテリアも素敵!
アジアやアフリカの家具や食器がフレンチ風にまとめられている
空間にいるだけでも楽しいです。

私が頼んだのは、35ユーロの盛りだくさんブランチコース。

フレッシュオレンジジュース、コーヒー、
手前右はパンペルデュ、その上はクレームシャンティにマンゴーソースのかかったもの。
手前左はコンフィチュール各種。テーブルに乗りきらず、写真には入っておりませんが
このほか、バスケットいっぱいにクロワッサン、バゲット、カンパーニュなどパン各種も!!

この時点でお腹がいっぱいに。パンが多すぎた。

なのに、これからさらに

エストラゴン風味のキャロットスープにニョッキが入っております。
ちょっと生麩のような感じで、焦がし醤油の風味がついてます。
この醤油がなんとも絶妙。

そしてさらに

アボカドのソース、キドニービーンズ、キュウリを巻いた中は
ワサビ風味のツナ。

この時点で、このコースにしたことをちょっぴり後悔。
わたしにとっては肝心のケーキが来る前にすでに満腹でつらくなってきて・・・。

とはいえ、完食しましたよ。

下からチョコレートサブレ、ミルクチョコレートのムース、ライムのクレムー、
グラサージュはキャラメル風味。まったりの中でライムの酸味が際立ちます。


サブレ、コーヒークリーム、薄いカリカリっとしたクラックラン、
バニラクリームとコーヒークリームの間には薄いチョコレートの板。
なめらかなクリームとパリっと割れるチョコレートの食感が楽しい。

そして最初にオレンジジュースがきたにも関わらず、もうひとつ
フレッシュジュースがついているのです。

もうこれは鼻から出そうでした。

普通の女子はこのコース、無理かもしれません。
ケーキも美味しかったですよ!でも存分に楽しめなかった。
最初のパンを食べすぎないように要注意です!!!

Colorova コロロヴァ
https://www.facebook.com/Orlova2013
47 rue de l’Abbé Grégoire 75006 Paris
メトロ:Saint-Placide



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| 外国のお菓子屋さん | 19:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
パリのお菓子屋さん2
引き続き、パリのお菓子屋さんです。

アルノー・ラエール
AL.jpg

こちらもサロン・デュ・ショコラでお馴染。
去年はパリ・セヴェイユとのコラボ、良かったな~。こちら参照

モンマルトルにあるお店は行くのが面倒だったので前回の旅行ではパスして
しまいましたが、サンジェルマン近辺にもお店ができたということで早速行ってまいりました!

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この方、ドットが好きですね!
手前タルトシトロンはサブレ、レモンクリーム、メレンゲ。
奥のチーズケーキ ルイーズは下からクランブル、パッションフルーツのシロップ
をしみ込ませてあるビスキュイ、ベリーのジュレ、チーズクリーム、
赤く着色されたジョコンド、グラサージュ。

店の前の道 Rue de Tournonをサンジェルマンと反対方向に突き進むと
リュクサンブール公園にぶち当たるので、この素敵なお庭の中で食べるのも
良いでしょう!!

Arnaud Larher SEINE アルノー・ラエール セーヌ
www.arnaud-larher.com
93 rue de seine 75006 Paris
メトロ:Mabillon


お次は話題の日本人シェフのお店 MORI YOSHIDA
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ちょうど、去年の4月にできたばかりの話題のお店。
ラインアップはフランスの伝統的なお菓子を洗練させたようなものが
目立ちます。それって、私が一番好きなタイプ感じかもしれません。

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ババ、キャラメル・ポワール。
下半分は洋ナシ、パティシェール、シャンティーなどのクリームが
入っており、上半分のドーム型の部分はざっくりしたブリオッシュ生地。
ざっくりした質感でたっぷり洋酒を含んでおります。表面はグラサージュではなく
キャラメルソースがかかっております。これは洋ナシと好相性です!
刺さっているのはラム酒です。ラム酒を追加できる楽しさもあります。
洋ナシ・キャラメル・ラム酒!! このババはかなり好みです!

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モンブラン。土台にパートフィロを使っており、パリパリとした食感で
軽い感じに仕上がってます。中は、アーモンドクリーム、シャンティ、
マロングラッセがはいっております。

他にカヌレやクイニーアマンなどの伝統的な焼き菓子も購入。
どれも美味しかった!東京にもあればいいのに。
こちらも、道を挟んで公園となっており、買ったら即食べるのに便利!!

MORI YOSHIDA モリ・ヨシダ
www.moriyoshida.fr
65 avenue de Breteuil 75007 Paris
メトロ: DurocもしくはSèvres-Lecourbe


フランスのTVで人気のイケメン料理人、シリル・リニャックが
オープンしたパティスリー
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こちらは2号店で、閑静な高級住宅地の16区にあります。

ランチタイムに行ったので、ケーキより、サンドイッチなどを
買う人の方が多かった。
セーヌ川をバックにパシャリと・・・
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このサラダとパンは美味しゅうございました。
そろそろ胃も疲れてきた頃だったので、ランチはこのぐらいがちょうど良い!

そしてケーキもセーヌ川をバックに・・・
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こ、これば真っ赤なルリジュース! 目が釘付けになってしまいました!
真っ赤なのはシュー生地ですってば。
いったい、どんだけ着色料を入れればこの色が出るんだろう・・・と考えずにはいられません。
そして、シュー生地にかぶせてある、メタリックな物体、これはチョコレートです。
いったい、どんだけメタリック粉をはたけばこのように光るのだろう・・・と考えずにはいられません。
見た目のインパクトとは裏腹に、中はチョコレートのパティシェールで普通。

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こちらは王道なミルフィーユ。普通においしい。

こちらも向かい側に小さな公園がありますが、狭いのであまり落ち着かないかも。
メトロに戻り、アルマ橋のたもとの自由の炎(ダイアナ妃の事故現場)を見てから
セーヌ川を渡り、川沿いのベンチで食べるのがおススメです!!

Pâtisserie by Lignac パティスリー・ バイ・ リニャック
lapatisseriecyrillignac.com
2 Rue de Chaillot 75116 Paris
メトロ:Alma-Marceau

次は、落ち着いてイートインできるお店です。


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| 外国のお菓子屋さん | 10:46 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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